「こんなにイライラするなんて…私、母親に向いてないのかな」
子どもに怒鳴ってしまった夜。
あとで一人で泣いたこと、ありますか?
「本当は優しくしたいのに」
「家族にだけ、どうしてこんなにきつくなるの?」
…そんな自分が嫌になる。
私も、何度もそう思いました。
実はそれ、「母親としての失格」じゃありません
あなたが今、優しくできないのは、
心が疲れてる証拠なんです。
人に優しくするには、まず自分のコップを満たさないと。
コップが空っぽのままでは、
どれだけ注ごうとしても、もう何も出てきません。
優しくする前に、休んでいい
「子どものために頑張らなきゃ」
「夫のために家のこと完璧にしなきゃ」
…そんなふうに、“がまん”で埋め尽くされた日々。
でも本当は、
がまんの上に優しさは成り立たないんです。
自分がしんどいままでは、
どれだけ頑張っても、笑顔になれないのは当然。
私は「がんばる」をやめて、「ゆるめる」を覚えました
・朝の支度、完璧じゃなくていい
・夕飯、冷凍食品の日があってもいい
・自分の気持ちを優先してもいい
そんなふうに少しずつ“自分に優しく”することで、
やっと“家族にも優しく”できるようになってきたんです。
「母親向いてない」なんて、思わなくていい
あなたは、もう十分がんばってる。
少し休んだって、愛情はちゃんと届いてる。
むしろ、自分を大切にする姿を見せることが
子どもへのいちばんの教育になるんです。
だから、まずは深呼吸から
「私は大丈夫」
「ちゃんとやってる」
そう自分に言ってあげてください。
その優しさが、きっと家族に届いていきます。

