「疲れた」って言えない
「助けて」が口に出せない。
「甘えていいよ」と言われても、どうしていいかわからない。
そんなふうに、**“ひとりでがんばり続けるママ”**になっていませんか?
実はそれ、アダルトチルドレン(AC)に多い心のクセなんです。
なぜ甘えられないの?
その理由は、いくつかの心の記憶にあります。
① 甘えると“迷惑”だと感じていた
子どものころ、親に「我慢しなさい」「忙しいからあとにして」と言われた。
頼っても受けとめてもらえなかった経験があると、
**「頼ること=悪いこと」**と感じるようになります。
② 甘えたら“弱い人間”だと思われそうで怖い
常に「ちゃんとしてなきゃ」「強くいなきゃ」と思っていた。
だから、自分の気持ちを出すのは“負け”のように感じてしまう。
でもそれは、過去の防衛反応だったんです。
③ 甘え方が、わからない
頼らずに生きてきたから、
「助けて」の言い方がわからない。
どんなタイミングで、誰に、何を言えばいいのかわからない
甘えられない私が、変われたきっかけ
私も過去は、「誰にも迷惑をかけちゃいけない」って思ってました。
でもある日、子どもに「ママ疲れてるの?」と聞かれて、
「うん、ちょっと疲れてるんだ」と答えたんです。
すると子どもが「よしよししてあげるね」って。
涙が出ました。
**“頼るって、愛されることなんだ”**って、はじめて思えた瞬間でした。
甘える練習、こんなところから始めてみて
- 疲れたら「ちょっと横になるね」と言う
- 友達に「聞いてほしい」と伝える
- カウンセラーに「何から話していいかわからないけど」と打ち明ける
最初は勇気がいるけど、
甘えることは「依存」じゃなくて「信頼」なんです。
結論:「甘えられない」の奥には、「甘えたかった」がある
本当は、誰かに抱きしめてほしかった。
本当は、「つらいね」って言ってほしかった。
その想いを、やっと今、許してあげられるようになってきた。
だからこそ、今から「甘える私」も育てていきませんか?

