外では笑顔、家ではぐったり…
「元気そうだね」「いつも楽しそうだね」
そう言われるたび、笑顔で返しながらも、心の奥が少しざわつく。
だって本当の私は──
人と会った後、ソファに沈み込み、動けなくなるほどぐったりしてしまうから。
朝は笑顔で予定をこなし、友達と会えば会話も弾む。
でも、帰宅してドアを閉めた瞬間、エネルギーが一気に抜け落ちるような感覚になる。
そんな外の顔と内の顔のギャップに、
「私って二重人格みたい…」と悩んだことはありませんか?
HSS型HSPの「二面性」は矛盾ではなく“特性”
HSS型HSPは、社交的で好奇心旺盛な一面と、繊細で感受性が高い一面を同時に持っています。
まるで、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような感覚。
- 明るく振る舞えるのに、ちょっとした一言に深く傷つく
- 楽しそうに話せるのに、別れた後はどっと疲れる
- 新しいことにワクワクするのに、刺激が続くとすぐにキャパオーバーになる
これらは決して「矛盾」ではなく、脳と心の仕組みによる自然な特性です。
どっちの自分も、本当の自分
「社交的な私」と「ひとりで静かに過ごしたい私」。
どちらか一方だけが本物で、もう一方は偽物…なんてことはありません。
両方ともあなた。
そして、その二面性があるからこそ、人の気持ちに深く寄り添える力を持っています。
逆に、どちらか一方だけで生きようとすると、心がバランスを崩してしまいます。
周囲の目より、自分の感覚を信じて
HSS型HSPは「人からどう見られているか」を気にしすぎる傾向があります。
でも、その意識が強くなるほど、エネルギーは消耗します。
だからこそ、まずは自分の感覚に素直になることが大切です。
- 「今日は元気な自分を出したい日」
- 「今日は誰とも話したくない日」
その日のエネルギー残量に合わせて行動を選び、許してあげましょう。
あなたはおかしくない
二面性があるのは、豊かな感性を持っている証拠です。
一見、矛盾して見える心は、感性の深さそのもの。
HSS型HSPの二面性は欠点ではなく、むしろ魅力です。
「私、これでいいんだ」
そう思える瞬間から、世界の見え方は少しずつ変わっていきます。
そのままのあなたで、大丈夫です。
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