「もっとがんばらなきゃ」
「まだまだ、これじゃダメ」
そう思って動いてるのに、
心の中はいつも「足りない」でいっぱい。
・洗濯を終えても、「まだ片付けてない場所がある…」
・子どもを寝かせても、「また今日イライラしちゃった…」
・何かをやり終えても、「ちゃんとできた気がしない…」
そんなふうに、
“できなかったこと”ばかりに目がいってしまうクセ、ありませんか?
それはあなたがダメなわけじゃありません
その根っこには、
「自己肯定感が育ちにくかった環境」があることが多いんです。
アダルトチルドレン(AC)傾向がある人は、こんな経験がありませんか?
・ほめられるより、責められることが多かった
・「いい子」でいないと、認めてもらえなかった
・ミスをすると、愛されないような気がした
そんな記憶が、心の奥深くに残っていると、
どれだけがんばっても「まだ足りない」と感じてしまうんです。
私もずっと、がんばり続けていました
「完璧にやらなきゃ意味がない」
「誰にも迷惑かけちゃいけない」
「ちゃんとしてない私は、価値がない」
そんな思い込みにがんじがらめになって、
毎日、自分にダメ出しばかりしていました。
でも、あるときふと気づいたんです。
それって本当に「今の私」が望んでること…?
自己肯定感って、「がんばったご褒美」じゃない
自己肯定感は、
「すごくできたとき」にだけ感じるものじゃない。
もっと、ずっと小さなところにあるんです。
・朝、ちゃんと起きられただけでもOK
・ごはんがインスタントでも、笑顔で食べられたらOK
・子どもとケンカしても、ちゃんと仲直りできたらOK
できてない部分を数えるんじゃなくて、
「できたこと」に目を向けてみてください。
そうすると、
「私は足りない」じゃなくて、
「私、けっこうやってるじゃん」って思える瞬間が増えていきます。
自分を許す練習は、小さな声かけから
いきなり自己肯定感を高めようとしなくても大丈夫。
まずは、こんなふうに
自分にやさしく声をかけるところから始めてみてください。
・「よくやってるよ、私」
・「今日は疲れて当然だよね」
・「ここまでできた私、えらいよ」
声に出してもいいし、
心の中でそっとつぶやくだけでもいい。
そのひとことが、
心の中の“がんばりすぎ”を、少しずつゆるめてくれます。
あなたは、もう「足りてる」んです
がんばらなくても、愛されていい。
できていなくても、価値はある。
「もっとやらなきゃ」よりも、
「ここまでやった私、すごい」って思える日が、
少しずつでも増えていきますように。
がんばることに疲れてしまったあなたへ
あなたは、いつもたくさんのことを抱えて、
それでもがんばってきたんです。
本当によくやってる。
それを、まずは自分自身が認めてあげてください。
ここで少しだけ、深呼吸して、肩の力をぬいて——
一緒に、心の土台を整えていきましょうね。

