人付き合いがしんどいのにイベントが好きな理由 ~HSS型HSPの「矛盾」に見えるけど実は自然な感情~

「人と長時間一緒にいるとぐったりするのに、イベントはつい行きたくなる」
「終わったあとにどっと疲れるのに、また参加したくなる」

この“相反する気持ち”に、自分でも混乱することはありませんか?
それはHSS型HSP特有の自然な心の動きなんです。

HSS(High Sensation Seeking)は新しい経験や刺激を求めます。
イベントやお祭り、ライブなどは、その好奇心を満たしてくれる場所。

一方、HSP(Highly Sensitive Person)は音・光・人混みなどの刺激に敏感で、疲れやすい。
つまり「行きたい」と「疲れる」が同時に存在するのです。

イベントを楽しむためには、エネルギー配分がカギになります。

  • 行く前:予定を詰め込みすぎず、余裕をもって準備する
  • 当日:会場では無理に話しかけず、自分のペースで動く
  • 帰宅後:静かな空間で休み、刺激をゆっくり消化する

こうすることで、「楽しい」気持ちを味わいながら疲れを軽減できます。

イベント=人脈づくりの場、と考えると疲れが倍増します。
HSS型HSPは“その場の雰囲気”を味わうだけでも十分に満たされます。

自分から積極的に交流しなくても、その空気感や風景を感じるだけで、刺激欲求は満たされるのです。

人付き合いに疲れるのは、あなたが敏感で優しい証拠。
イベントに惹かれるのは、あなたの好奇心とワクワクを大切にしている証拠。

どちらの自分も受け入れれば、もっとラクに、そして豊かに日々を過ごせます。