陽だまりカウンセリングルーム

やりたいことが多すぎて、何を選んだらいいかわからない…

やりたいことが多すぎて、何を選んだらいいかわからない…
そんなふうに立ち止まったこと、ありませんか？

SNSを開けば、刺激があふれている時代。
毎日のように新しい講座やイベント、魅力的な投稿が目に飛び込んできます。

「これも面白そう」「あれもやってみたい」
気づけば、興味のリストがどんどん膨らみ、
どれが本当に“やりたいこと”なのか、わからなくなってしまう。

HSS型HSPは「選ぶ」のが苦手

HSS型HSPは、好奇心旺盛でアンテナが広い。
直感的にピンとくるものが多すぎて、どれか1つに絞るのが本当に難しいのです。

さらに、HSPの繊細さゆえに
「選んだことで失敗したくない」
「後悔したらどうしよう」という気持ちが強く働きます。

その結果、行動に移せずモヤモヤが続くことも。
これ、性格の弱さではなく“特性”なんです。

迷子になったときの3つの視点

選べないときは、この3つを自分に問いかけてみましょう。

1. 「今の自分が本当に心地いいか？」
   未来よりも、まず“今”を基準に考えてみる。
2. 「それをしている自分は好きか？」
   結果より、その過程でワクワクしているかが大事。
3. 「なんのために、それをやりたいのか？」
   誰かの期待ではなく、自分の目的で選べているか確認する。

この3つの視点を持つだけで、不思議と心が軽くなり、答えが見えてくることがあります。

“選ばない勇気”も、ひとつの選択

すべてに手を出さず、あえて1つだけやってみる。
あるいは、今は何も選ばない“空白の時間”を持つ。

HSS型HSPは、動き続けることで安心しがちですが、
立ち止まることで初めて見える景色もあります。

焦らなくても大丈夫。
あなたの感性は、静かに次の道を教えてくれます。

「迷う力」は、感じ取る力

あなたが迷うのは、たくさんの可能性を感じ取れている証拠。
それは、豊かで柔らかな感性があるからこそできることです。

だからどうか、今の迷いも否定せずに大切にしてください。
迷っているあなたも、すでに魅力的な存在なのです。