一人になりたいのに寂しがり…その違和感、HSS型HSPの特徴かも ~「放っておいて」と「かまってほしい」が同時にある。このモヤモヤには理由があります~

「今日は誰にも会いたくない」
そう思って、予定も入れず、ひとりでゆったり過ごすことに決めた日。

でも気づけば、スマホを手にしてSNSをチェックしている。
誰からも連絡が来ないと、胸の奥がじんわり寂しくなる。

「放っておいて」と思ったはずなのに、
仲間はずれにされたような気持ちが湧いてくる──。

こんな“相反する気持ち”に振り回されたことはありませんか?

HSS型HSPは、HSPの繊細さHSSの刺激を求める心をあわせ持っています。

  • 人と会うのは好き。でも、長く一緒にいると疲れる
  • ひとりでいるのはラク。でも、孤独が続くとつらくなる

外向的な自分と、内向的な自分。
両方が同居しているからこそ、この揺れが生まれるのです。
両方が同居しているからこそ、気持ちが揺れやすいのです。

「私は人といたいのか、それとも一人がいいのか…」
自分に問い詰めても、答えはひとつには決まりません。

その日のエネルギー状態や気分によって、心地よい距離感は変わります。

今日は誰かと話したい。
明日はひとりで静かに過ごしたい。

変化するのは自然なこと。
どちらの気持ちも“今のあなたの本音”として受け止めてあげましょう。

人といる時間は楽しいけれど、同時に多くの刺激を受け取ります。
会話、表情、声のトーン、相手の気持ち──それらを無意識に感じ取ってしまうからです。

だからこそ、心が疲れているときは意識的に“自分だけの空間”を確保することが大切。

  • スマホをオフにする
  • SNSから少し離れる
  • 静かな音楽を聴く
  • 部屋の明かりを落として過ごす

こうした「気を遣わない時間」が、心のバランスをやさしく整えてくれます。

一人になりたい。でも、寂しい。
そのどちらも、あなたの本当の気持ちです。

矛盾しているように見えても、それは豊かに感じる力を持っている証拠。
HSS型HSPは、外の世界と自分の内面、どちらにも敏感でいられる人。

「矛盾している私も、全部私」
そう受け入れたとき、心はふっと軽くなります。