「いいママ」って、どんなママだと思いますか?
・いつもニコニコ
・怒らない
・子どもを第一に考える
・部屋はいつもきれいで、ごはんも手作り
…そんなイメージ、ありませんか?
私も、ずっとそう思っていました。
「理想のママ」でいようと、がんばって、がんばって…。
でもそれを“続けること”が、本当にしんどかったんです。
気づいたら、私は笑わなくなっていました。
「ちゃんとしなきゃ」
「こんなことでイライラしちゃダメ」
「お母さんなんだから、我慢しなきゃ」
そうやって、いつも自分に厳しくしていたんです。
だから、子どもがぐずったとき、泣いたとき、
どうしても怒りが湧いてしまう。
本当はやさしくしたいのに、できない。
…そしてまた、自己嫌悪の毎日。
頭ではわかっているのに、心がついてこない。
そんな自分に、何度も何度も落ち込んでいました。
ある日、決めたんです。「いいママ」をやめようって
洗濯物をたたまずに寝た夜。
スーパーのお惣菜で済ませた夕飯。
お風呂に子どもと一緒に入らなかった日。
前なら、「ちゃんとできなかった」と自分を責めていた。
でもその日、私は「それでも大丈夫」って、自分に言ってみたんです。
…そしたら、少しだけ気持ちが軽くなった気がしました。
「いいママ」って、誰が決めるんでしょう?
SNSや育児本に出てくる、キラキラしたお母さん?
ご近所のあの人? それとも、昔の自分の理想?
でも、本当に大切なのは、あなたと子どもがどう感じているかじゃないでしょうか。
・笑顔で「おはよう」が言えた日
・泣いてる子どもを、ギュッと抱きしめられた夜
・「ママだいすき」って言ってもらえた瞬間
そんな、何気ないひとコマにこそ
“家族だけの正解”があるのだと思います。
完璧じゃなくていい。
たまにサボっても、怒っちゃってもいい。
ちゃんと向き合って、謝れたら大丈夫。
「いいママ」でいようとしなくていい。
“あなたらしいママ”でいることこそが、子どもにとっての安心の場所なんです。
どうか、肩の力を抜いてくださいね。
そして今日も、「まあいっか」って笑えるママでいきましょう。
それだけで、ちゃんと愛は伝わっています🍀

