「ちゃんとしなきゃ」って、誰のため?
朝は子どもの支度、自分の身支度、洗濯や朝ごはんの準備。
職場ではミスがないように、誰よりも丁寧に。
帰ってきたらご飯作り、お風呂、寝かしつけまでフル稼働。
気がつくと、「ちゃんとこなすのが当たり前」になっていませんか?
誰にも頼らず、自分ひとりで全部を完璧にやろうとしてしまう。
「ママだから」「私がやらなきゃ」と、気持ちにムチを打っていることもあるかもしれません。
でもね、心が悲鳴をあげていませんか?
ちょっとしたことでイライラしてしまう
自分を責める時間が増えた
夜、布団に入っても眠れない
気づけば笑顔の写真が減っている
これらは、がんばりすぎているサインです。
完璧に見えるママでも、心と体には限界があります。
「まだいける」と思っても、知らないうちに疲れが積み重なり、ある日ポキッと折れてしまうこともあるのです。
「ちゃんと」は誰かに見せるものじゃない
家族のため、子どものため。
そう思ってやってきたことは、たしかに“愛”です。
でも同時に、それは**「できて当たり前」「休むのはダメ」**という、自分を責めるクセにもなっていませんか?
子どもは、ママがいつも笑顔でいる姿のほうが嬉しいはずです。
部屋が少し散らかっていても、冷凍ごはんの日があっても、ママが穏やかに話してくれる時間のほうが大切です。
完璧じゃなくていい。あなたのままで十分
「手抜き」は悪いことじゃありません。
むしろ、自分の心と体を守るための大事なスキルです。
たとえば…
- 洗濯物はたたまず、カゴから直接取る日があってもいい
- 夕飯はスーパーのお惣菜やレトルトを活用する
- 掃除は「今日はトイレだけ」にする
まずは、1日1つ“やらないこと”を決めることから始めましょう。
最初は罪悪感を感じるかもしれませんが、少しずつ「これでも大丈夫なんだ」と思えるようになります。
小さな「ゆるみ」が笑顔を取り戻す
人は、余白があるとやさしくなれます。
スケジュールも気持ちも、パンパンに詰め込まず、ゆるませる時間を作ることが大切です。
あなたが笑顔になることで、家族にもあたたかい空気が広がります。
そしてその笑顔は、子どもの安心にもつながります。
💡 今日の一歩
「これは今日じゃなくてもいいかも」という家事を1つ探して、思いきってやめてみましょう。
その分できた時間で、好きな音楽を聴いたり、お茶をゆっくり飲んだりしてくださいね。
-1-2-1024x697.png)






