2025年8月23日

子どものために頑張るのに、なぜ苦しい?「自己犠牲ママ」から卒業するには


「子どものために」と頑張るのは、ママなら自然なこと。
でも、ふとしたときに胸が苦しくなることはありませんか?

  • 子どもが寝たあと、どっと疲れが出る
  • 誰にも感謝されないと、むなしくなる
  • 「私ばっかり」と思ってしまう自分に嫌気がさす

これは、自己犠牲モードがずっとONになっているサインかもしれません。


多くのママは、無意識に「母親はこうあるべき」というイメージを抱えています。
たとえば…

  • どんなに疲れても笑顔でいるべき
  • 子どもを優先して、自分のことは後回し
  • 家事も子育ても手を抜かないのが当然

こうした思い込みは、幼い頃に見た親の姿や、社会の価値観から作られます。
そして、その基準を守ろうとするほど、自分を追い込みやすくなるのです。


ママが自分の心を無視していると、子どもはその背中から“がまんの仕方”を学びます。
でも同時に、ママが自分を大事にしている姿も、ちゃんと見ています。

「ママが笑っているとき、うれしい」
「ママが好きなことをしているとき、楽しそう」

そう感じる子どもは、自分を大切にすることを自然と学びます。


自己犠牲から抜け出すための第一歩は、自分を喜ばせる時間を作ることです。
いきなり大きなことをしなくてもOK。

  • 1日5分、お気に入りの音楽を聴く
  • コーヒーやお茶をゆっくり味わう
  • 好きな香りのハンドクリームをつける

こうした“小さなごほうび”が、心の栄養になります。

これまで「家族のため」「子どものため」にしてきたことも、視点を変えてみましょう。
「本当はやりたいからやっている」と思えることは、そのまま続けても疲れにくいです。
逆に、「やらなきゃ」と感じることは、少しずつ減らしていく工夫を。

自己犠牲をやめると、「家族に迷惑をかけるのでは?」と不安になるかもしれません。
でも、本当に家族が求めているのは、完璧なママではなく、安心できるママです。

あなたが笑顔でいることは、家族全員の幸せに直結します。
そして、そのためにはあなた自身の心のケアが欠かせません。

💡 今日の一歩
「これは私のため」と言える時間を、5分だけ作ってみましょう。
その時間は、何も我慢せず、自分の心が喜ぶことをしてOKです。