Q:「私の子育て、間違ってないかな…?」
朝起きてすぐ、夜寝る前にも——
ふとした瞬間に、そんな不安がよぎる。
・怒りすぎたかな?
・もっと優しくできたはずなのに…
・他のママたちはどうしてるんだろう?
そんな気持ちが頭から離れず、
でも誰かに相談するのも勇気がいる。
「こんなことで悩んでるなんて、私って…」
と、また自分を責めてしまう。
A:大丈夫。それは、子どもを大切にしている証です
ほんとうに無関心な人は、そんなふうに悩みません。
「このままでいいのかな?」って考えられるあなたは、
すでに子どもとちゃんと向き合っているママなんです。
私も、いつも不安でいっぱいでした
「子どもが泣きやまないのは、私のせい?」
「夜泣きがひどいのは、仕事をしてるから?」
「こんなふうに思う私は、母親として失格なのかな…?」
そんなふうに、毎日自分を責めていました。
でもある日、カウンセリングの学びの中で
“不安そのものが悪いのではない”
ということを知ったんです。
不安は「愛の裏返し」
・泣いている子を見て、どうにかしてあげたい
・怒ったあとに、やさしく声をかけたい
・もっとしっかり育てたいと思う
——そんな思いがあるから、
「これでいいのかな?」って悩むんです。
つまり、不安を感じる=愛情がある証拠。
あなたがいま悩んでいることは、
すでに「子どもを大切に思っている行動」なんです。
不安に飲みこまれそうになったら…
ちょっとだけ立ち止まって、
自分にやさしい言葉をかけてみてください。
・「私、ちゃんと考えてるよ」
・「悩んでるってことは、それだけ子どもが大切ってことだよね」
・「うまくいかない日もある。でも、私は今日もママを続けてる」
こういう言葉を、自分の心にそっと渡してあげるだけでも、
不安の波が少しおだやかになります。
「大丈夫かな?」と悩むあなたへ
それこそが、“ちゃんとした子育て”の始まりです。
完璧な答えなんて、どこにもなくていい。
迷っても、揺れても、
日々の中で子どもと向き合っているあなたは、もう十分。
あなたは、立派なお母さんです。
どうかそのまま、今日のあなたをねぎらってあげてください。
「よくやってるよ」って、自分に言ってあげてくださいね。

