「ちゃんと見てないと、この子はダメになる気がする」
勉強、友達関係、食事、睡眠…。
つい全部が気になって、心配してしまう。
目を離すのが怖くて、
「見張ってないと、この子はうまくやれない」
そんな気持ち、ありませんか?
私も、かつては“心配しすぎる母”でした
毎朝、「宿題した?」「忘れ物ない?」
学校から帰れば、「先生にちゃんと挨拶できた?」「お友達とトラブルなかった?」
チェック、チェック、またチェック。
ちょっとしたミスにも、すぐに注意してしまう。
でも、あるとき気づいたんです。
「私、子どもを“見守って”いるつもりで、“見張って”いたんじゃないかな…?」
「見守る」と「見張る」は、似ているようでまったく違う
“心配しすぎる母”の特徴は…
・子どもの失敗が怖い
・正解に導こうとしすぎる
・すぐに口を出してしまう
一方、“信じる母”は…
・子どもに任せる“余白”がある
・失敗も学びとして受け止めている
・何かあっても受け止める“準備”がある
これは、子どもが「のびのび育つかどうか」に
本当に大きな影響を与えるんです。
「信じてるよ」のひとことが、子どもを変える
ある日、私も勇気を出して言ってみました。
「大丈夫。あなたを信じてるよ」
最初、子どもは驚いた顔をしていました。
「えっ?ママ、何も言わないの?」というような顔。
でも、すぐに、少し照れたように、でもうれしそうにうなずいて…
その日から、“自分から”動くようになったんです。
子どもは、「信じてもらえると強くなる」
心配は、愛情。
でも、“信じる”ことも、立派な愛情表現です。
ママが「この子は大丈夫」と思えると、
子どもも「自分は大丈夫なんだ」と思えるようになる。
これは、私が身をもって感じたことです。
不安は湧いてくるもの。でも、支配されなくていい
私たちママだって、完璧じゃなくていい。
心配になったら、それはそれでいいんです。
でも、その不安に“支配されない”ことが大切。
「見守る勇気」は、ママにしかできない愛し方。
あなたが少しゆるんだ時、
子どもはぐんと伸びていきます。
自分を、マルにしてあげてください
もし今日、
「また口を出しすぎたな…」って思ったとしても、
「心配ばかりでダメだな…」って思ったとしても、
それはあなたが、心から子どもを大切に思っている証。
自分を責めないで、ぎゅっと抱きしめてあげてください。
子どもを信じる前に、まず自分を信じることから始めてみましょう。
ママが少し変わると、子どもも少しずつ変わっていきます。
その一歩を、今日から一緒に。

