「こんなにイライラするなんて…私、母親に向いてないのかな」
子どもに怒鳴ってしまった夜。
あとで一人で泣いたこと、ありますか?
「本当は優しくしたいのに」
「家族にだけ、どうしてこんなにきつくなるの?」
…そんな自分が、いやになる。
私も、何度もそう思いました。
やさしくなれない自分に、落ち込んで、責めて、
また次の日も同じことを繰り返してしまう。
実はそれ、「母親としての失格」じゃありません
むしろ、あなたが頑張ってる証拠。
本当は優しくしたいのにできないのは、
心が疲れているサインなんです。
優しくするには、自分のコップを満たすことから
人にやさしくするには、
まず自分の“心のコップ”が満たされていることが大事。
でもママは、いつも誰かのために時間を使って、
自分のことは後まわし。
気づいたら、コップは空っぽになっています。
それなのに、
「もっと笑顔でいよう」
「もっとがんばろう」
って、自分をさらに追い込んでしまう…。
優しくする前に、休んでいい
「子どものためにちゃんとしなきゃ」
「夫のために家のこと完璧にしなきゃ」
そんなふうに、“がまん”で毎日を乗り切っていませんか?
でもね、がまんの上には、本当のやさしさは築けないんです。
自分がしんどいままでは、
どれだけ努力しても、心からの笑顔にはなれません。
私は「がんばる」をやめて、「ゆるめる」を覚えました
・朝の支度、完璧じゃなくていい
・夕飯、冷凍食品の日があってもいい
・たまには一人の時間を優先してもいい
そうやって、少しずつ自分にやさしくしていったら、
不思議と家族にもやさしくできるようになっていったんです。
がんばらないことで、心に余白が生まれて、
その分、まわりにやさしさを渡せるようになった気がします。
「母親向いてない」なんて、思わなくていい
あなたは、もう十分がんばってる。
時々怒ってしまっても、泣いてしまっても大丈夫。
子どもは、完璧なお母さんより、
自分を大切にするお母さんの背中を見て育ちます。
自分をいたわる姿勢こそが、
いちばんの愛情であり、教育になるのです。
だから、まずは深呼吸から
「私は大丈夫」
「ちゃんとやってる」
そう自分に声をかけてあげてください。
そのやさしさは、ちゃんと家族に届いていきます。
そして夜、泣きたいときは泣いていい。
朝になればまた、少しずつやり直せるから。
どうか、がんばりすぎないでくださいね。
あなたのそのままが、もう十分に尊いんです🌿

