「“ちゃんと休む”ってどうやるの?|罪悪感をやわらげるヒント ~「動かない=サボり」じゃなく「休む=大事な仕事」~

笑顔の女性

「休んでる間に、やることがたまっていく」
「私って、ほんとダメだな…」

こんなふうに、“休むこと”に罪悪感を抱えていませんか?

そこには、無意識の思い込みが隠れています。

① 「がんばる=正義」だった過去

アダルトチルドレンの傾向がある人は、
「何もしない自分」は価値がないと信じてきたことが多いです。

子どもの頃、
・がんばるとほめられた
・サボると怒られた
・“いい子”でいないと居場所がなかった

そんな記憶が、「動き続けなきゃ」と追い立てるのです。

② SNSや周囲と比較してしまう

「毎日ていねいに暮らしてます」
「手作りおやつを用意してます」

そうした“きちんとママ”の発信に触れて、
「私も頑張らなきゃ」とプレッシャーになることも。

でも、他の人の“努力の一部”だけを見て、
自分と比べてしまっていませんか?

③ 自分を“仕事”としてしか評価できない

「役に立ってないと申し訳ない」
「私だけ休むなんて気が引ける」
…そう思ってしまうのは、
“人として”の自分より、“母としての仕事”を重視してしまっているからかもしれません。

「今、ちょっと疲れてるから横になるね」
「元気をチャージして、また明日頑張りたいの」

そんなふうに口に出すことで、
「サボり」じゃなくて「自己ケア」だと思えるようになりました。

電池切れのスマホを使い続けようとしても、動かないように、
ママも「チャージする時間」が絶対に必要です。

でもその思い込みは、過去の環境でできたもの。
今のあなたには、もっとやさしい選択肢があっていい。

休むことは、自分を大切にする力の表れです。