小さい頃、期待されていることはうすうすわかってた
「勉強ができる子でいなきゃ」
「いい学校に行かないと」
「親に恥をかかせちゃいけない」
言葉では言われなかったけど、
その空気をちゃんと感じてた。
「親の望む通りになること=愛されること」
…そう思い込んでたんです。
大人になって、何をしたいのかわからなくなった
人に合わせるのは得意。
求められることは察して先回りできる。
でも「自分はどうしたいのか」が、まるで見えなくなった。
そして、母になったとき思いました
「私、子どもにも“こうあるべき”を押しつけてないかな?」
・成績のこと
・マナーのこと
・他の子との比べること
気づけば、あの頃の親と同じことを
私も子どもにしていた。
でも、違うことがひとつだけあった
「私はそれに、気づけた」ってこと。
だから私は、
“選ばせる”ことを意識するようにしました。
「あなたは、どうしたい?」
その問いかけで、
子どもの表情が変わりました。
「決めていいんだ」
「考えていいんだ」
「自分って、自由なんだ」
そんな気持ちを少しずつ持ち始めたのが、見ていてわかりました。
自由を渡すのは、手放すことじゃない
信じること。
見守ること。
そして、自分の痛みを、もうくり返さないという決意です。
親の期待で苦しかった私だからこそ、子どもには「自由な心」を渡していきたい
それが、私にとっての“育ち直し”であり、
今を生きる親としてのリベンジなんです。

