刺激を求めるのに疲れやすい…それってHSS型HSPかも?~なんで私は、動いていないのに疲れてるの?|感受性と好奇心の間で揺れるあなたへ~

朝から仕事、家事、子どもの送り迎え。
何か特別なことをしたわけじゃないのに、夕方にはもうぐったり。
それなのに、休みの日になると「どこか行きたい」「新しいことをしてみたい」とワクワクしてしまう。

…そんな“矛盾”を抱えて、胸の奥がモヤモヤすることはありませんか?

私自身、ずっとその感覚を抱えていました。

  • 刺激を求めて動き回るのに、すぐ疲れる
  • 新しいことにワクワクするのに、飽きやすく傷つきやすい

この矛盾がしんどくて、「自分って変なのかな」と悩んでいた時期もあります。

HSS型HSPとは、**繊細さ(HSP)刺激追求(HSS)**の両方を持ち合わせた気質です。

HSP(Highly Sensitive Person)

  • 感受性が強く、刺激や人の感情に敏感
  • 音や匂いにも過敏
  • 人の言葉に深く傷つくことも

HSS(High Sensation Seeking)

  • 変化や新しい体験を求める
  • 好奇心旺盛で行動的
  • じっとしているのが苦手

この2つが同時に存在すると、外に向かって動きたい気持ちと、内側の繊細さがせめぎ合うことになります。
例えるなら、“アクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態”

この感情のアップダウンに、自分自身が振り回されてしまう。
でも、それは性格の問題でも気分屋でもなく、脳と心の仕組みです。

自分をラクにする3つの工夫
  1. 予定を詰め込みすぎない
    「まだ大丈夫」と思っても、後で反動が来やすいので余白を残す。
  2. 刺激を受けた後は、ひとり時間でリカバリー
    静かな場所で過ごす、温かい飲み物を飲む、自然に触れるなどで心を落ち着ける。
  3. 感情が揺れたときは「そう感じるよね」と声をかける
    否定せず、自分の気持ちを受け止める習慣をつくる。

これらは小さなことですが、積み重ねることで心の負担は驚くほど減ります。

動きたいのに疲れる。
新しいことが好きなのに、飽きやすくて落ち込む。

それは、豊かな感性とエネルギーを持つHSS型HSPならではの魅力です。
私も、自分らしいペースを少しずつ知ることで、生きやすさを取り戻してきました。

あなたもきっと、大丈夫。
そのままのあなたで、愛される存在です。