2025年8月9日

毎日100点を目指して疲れていませんか?働くママのための“ほどほど術”


100点主義のママは…

  • 家も仕事も完璧にこなしたい
  • 失敗が怖くて、いつも慎重
  • 人の目が気になり、つい自分をよく見せようと頑張る

ほどほどママは…

  • 力を入れるところと抜くところを分けている
  • 「できなかったこと」より「できたこと」に目を向ける
  • 自分にも家族にも優しくできる

どちらが良い・悪いではありません。
でも、100点を追い続ける毎日は、知らず知らずのうちに心と体をすり減らしてしまいます。


ママは家でも職場でも、いくつもの役割をこなしています。
その中で「全部を完璧に」は、とてもエネルギーが必要です。

エネルギーは有限です。
今日も明日も全力投球していたら、心の貯金がすぐに底をついてしまいます。
そして疲れきった状態では、家族に優しくすることも、自分を大切にすることも難しくなります。


100点を取らなくても、人生は回ります。
むしろ、“ほどほど”に抑えることで、余裕が生まれます。

たとえば…

  • 平日の夜は2品だけ作ると決める
  • 掃除は「全部」ではなく「今日はリビングだけ」
  • 仕事も「ここまでで提出できるライン」を意識する

こうして余白を作ることで、息をつく時間が生まれます。
それは、自分を守るための大切な習慣です。

最初は、「これでいいのかな…?」と不安になるかもしれません。
でも、ゆるめても大きな問題が起きない経験を積むことで、「これでいいんだ」と思えるようになります。

ポイントは、いきなり全部を手放すのではなく、小さな一歩から始めることです。
今日は洗濯物をたたまずカゴのままにする。
明日は夕飯をテイクアウトにする。
こうした“小さな手抜き”が、心のバランスを整えるきっかけになります。

100点を取れなかった日があっても、「今日もよくやったね」と自分に声をかけましょう。
完璧じゃないことは、怠けではなく、生きるための工夫です。

そして、あなたが笑顔でいることが、家族にとって一番の安心です。
家族は、家がピカピカなことよりも、ママが元気でいてくれることを望んでいます。

💡 今日の一歩
「やらなくても死なないこと」を1つ選び、それを手放してみましょう。
その分、あなたがほっとできる時間を作ってください。