いい人をやめたいのにやめられない理由|罪悪感との付き合い方

「本当は断りたいのに、つい引き受けてしまう」
「嫌われるのが怖くて、自分の気持ちを言えない」
「相手を優先してばかりで、あとから疲れてしまう」

そんなふうに、“いい人”でいることに疲れていませんか。

いい人をやめたいと思っても、すぐに変われないのは意志が弱いからではありません。
そこには、長い間身につけてきた心のクセが関係していることがあります。

いい人をやめられない人は、相手の気持ちを考える力がとても強い人です。

「これを言ったら傷つけるかな」
「断ったら嫌な気持ちにさせるかな」
「私が我慢すれば丸くおさまるかな」

そんなふうに、いつも相手のことを先に考えてしまいます。

もちろん、人を思いやることは素敵なことです。
でも、自分の気持ちをいつも後回しにしていると、心の中には少しずつ疲れや不満がたまっていきます。

いい人をやめようとすると、多くの人が罪悪感を感じます。

「断るなんて冷たいかな」
「わがままだと思われるかな」
「相手を困らせてしまうかな」

でも、断ることや自分の希望を伝えることは、悪いことではありません。

罪悪感が出るのは、あなたが悪い人だからではなく、今までずっと「相手を優先すること」に慣れてきたからです。

慣れていない行動をしようとすると、心は不安になります。
だから罪悪感が出ても、「私は間違っているんだ」と決めつけなくて大丈夫です。

いい人を急にやめようとしなくて大丈夫です。

いきなり大きな主張をしたり、強く断ったりしようとすると、かえって苦しくなることがあります。

まずは、日常の小さな場面で自分に聞いてみてください。

「本当はどうしたい?」
「今、無理して合わせていない?」
「私はこれを引き受けたい?それとも断りたい?」

すぐに言葉にできなくても大丈夫です。
まずは、自分の本音に気づくことが大切です。

いい人をやめることは、冷たい人になることではありません。

相手を大切にするように、自分の気持ちも大切にするということです。

誰かの期待に応えるために、自分をすり減らし続けなくてもいい。
我慢しないと人間関係が続かないと思わなくてもいい。

あなたのやさしさは、相手だけでなく、自分にも向けていいものです。

少しずつで大丈夫です。
「私はどうしたい?」と自分に聞く時間を増やしていきましょう。

その積み重ねが、“いい人”として無理をする生き方から、あなたらしく心地よい人間関係へとつながっていきます。

ひとりで抱え込んでしまう方、頑張りすぎて心が疲れている方へ。

カウンセリングでは、あなたの気持ちを否定せずに、今の苦しさの理由を一緒に整理していきます。

少しずつ、自分の本音を大切にする練習をしていきましょう。

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